BB&A 50周年への想い

今年2023年は1973年から数えると50年。なんと半世紀!!
あのBB&A (Beck,Bogert&Appice) の来日とライブアルバムの発売からちょうど50周年の節目の年なんですね。
昨年あたりから50周年イヤーには、久しぶりにBB&Aを演りたいなあと思っていました。
そこへライブの対バンのお誘いが来たので、渡りに船で3月8日のライブを決めたのは昨年の暮れの事。

このBB&Aの『ライブ・イン・ジャパン』というのは自分のギター人生で、最もコピーしたアルバムTOP3に間違いなく入るほど、多大な影響を与えてくれたアルバム。
エフェクターは(トーキングモジュレーターを別にすれば)ドライブペダル一個のみ、というシンプル極まりないセッティングで、ギターソロは言うに及ばず、様々なバッキングやコードワーク、スライドバーを使ったトリッキーな技からスイッチング奏法まで、ギターとアンプだけでもここまで多彩な表現が出来るんだ、というのを教えてくれました。

ジェフ・ベックと言えば、ストラト、指弾き、アーミングというのが大方のイメージだと思いますが、この時の使用ギターはオックスブラッドのレスポールのみ。
もちろんアームなどは無いし、部分的に指弾きもしてはいるけど、基本的にはピック弾き。
つまり近年のトレードマークはすべて封印された状態。
それでもジェフ・ベック印のプレイのオンパレードです。
凄いです。
初めて聴いて、コピーし始めてから半世紀が過ぎた今、聴いても凄いです。

今回のライブを決めた時には、まさかジェフ・ベックのいなくなった世界で演奏することになるなんて夢にも思いませんでした。

来る3月8日のクロコダイルでは、50年分の想いと、ジェフへの愛とリスペクトと感謝を込めて全身全霊でプレイします。

2023年3月8日(水)@原宿クロコダイル
BBA-J  vs.  PENGUIN
大槻啓之 (g&vo)
髙橋竜 (b&vo)
五十嵐公太 (ds&vo)
開場 18:00    開演  19:00     MC ¥4,070

 

 

 

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