Who cares? I do…!

ビージーズって知ってますか?

「サタデー・ナイト・フィーバー」のイメージが強い方も多くいるかもしれませんが、僕的にはそれ以前の所謂ソフトロック期が大好きです。「マサチューセッツ」「ホリディ」「ラヴ・サムバディ」「ニューヨーク炭鉱の悲劇」「ワールド」「ワーズ」「獄中の手紙」「メロディ・フェア」「若葉のころ」「ジョーク」などなど…ヒット曲もやたら多いですが、それ以外のアルバム収録曲でも良い曲いっぱいあります。

ビージーズというのは兄弟グループで、長男で作曲もほとんどの曲を手掛けたバリー・ギブがボーカルとギターを担当しています。当然レコーディングやライブでギターを弾いてるわけですが、常にオープンDにチューニングされたギターしか弾いてるの見たことありません。これは僕の推測ですが、オープンDでギターを覚えたので、そのチューニングでしか弾けないのではないだろうか?と。実際上にあげた一連のヒット曲もほぼすべてオープンDで弾かれてます。

「それがどうした?」って言われると、話は終わってしまうんですが(笑)

40年近く前にたまたまビージーズのライブビデオを観た時にアコギ一本でヒット曲をメドレーで歌うシーンがあって、バリーの左手のフォームを見ていて「これはオープンチューニングだな」ってのはすぐに分かって、ギターを手に取って探ってみたらオープンDだというのが判明。

で、実際にオープンDチューニングでビージーズの曲を弾いてみると、見事にオリジナルのボイシングが再現されます。低いポジションから唐突にハイポジションに平行移動するようなハイポジションでのバレーコードの響きや、解放オープンでのセブンスコードなどなど…。私的には大昔から聴いていたギターコードの響きに感じていたちょっとした違和感とでもいうべき特徴の秘密が分かってとてもスッキリしたというか、嬉しかったです。

でもね、別に普通のチューニングで普通に弾いてもおそらくほとんどの人は気がつかない。それぐらいの差かもしれない(笑)

ビージーズの曲が好きな人はけっこういると思うけど、バリー・ギブのギターの弾き方を研究している人なんてほぼいないと思うので、人前で披露してまったく受けなくても当方責任は負いませんので、自己責任でお願いします(笑)

 

 

 

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