探究心は果てしなく…

前回のブログで若い頃、情報が極端に少なくて苦労した話について書いたけど、今になって振り返ってみると、そのことが当時の自分の探究心を一層高めてくれたような気がする。

だってやれる事と言ったら、とにかくレコードを繰り返し繰り返し何度も聴く、音楽雑誌に載ってる写真を隅々まで穴が開くほど見る、想像力や推理力を駆使してギターをとことんいじくりまくる…その繰り返し。

あと極たまにNHKで放送されたヤング・ミュージック・ショーってのも大きかった。ただ今と違ってビデオに録画したりは出来ないから、もう一度っきり、その瞬間しか観られない訳だから、テレビの前にかじりついてどんな些細な情報も見落とすまいと必死だった。

それらの情報を全てかき集めて、ああでもない、こうでもない、とやりながら、今では誰でも知ってるキース・リチャーズのオープンGチューニングやカポを使ったオープンB、「Midnight Rambler」はレギュラーチューニングの7フレットカポで弾いてるとか、CCRのジョン・フォガティがレスポールカスタムを使う「Proud Mary」「Fortunate Son」「Bad Moon Rising」なんかは全音下げのチューニングになってる…とかも中学生の頃に既に解明してた。

他にもほとんど誰も気付いてないだろう的なことも発見したんだけど、それはまた次回。でももしかしたらめちゃめちゃどうでもいいことかもしれないんで、あまり期待しないように(笑)

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