間もなく発売されるBBAのライブ「40周年記念盤」、世間的にはそこそこ盛り上がってるようで、Player誌の編集の方から「今度ベック特集を組むんですが、BBA期のベックの奏法や機材について
取材させて欲しい」との依頼が来た。
また同時に『Jeff’s Boogie』を演奏して収録したCDを付録として付けたいとの事。
「PlayerってCD付けてましたっけ?」
「初めてです。」
なんだかんだ言ってもBBAのライブ盤は青春時代『最もコピーしたアルバム』ベスト3に間違いなく入るくらいで、思い入れの強いアルバムだ。これはオレがやらなければ誰がやる?
「喜んでやらせていただきますっ♪」
当初は「ギターパートだけ弾いてくれれば、オケはリズムボックスでも何でも良い」ような話だったけど、そこは、やるからには出来うる限りきっちりやらなければ気が済まない性分のワタクシ(笑)
ドラム(もちろん打ち込みですが)もベースも可能な限りコピーしました。
ギターももう一度おさらいして(笑)
一番苦労したのは・・・そもそもテンポが一定ではないし、途中リズム隊がいなくなる場面もあったりするけど、バンド演奏のように顔を見て合わせるなんてことは出来ないので、シーケンサーのテンポと小節を管理する事で、後々タイミングを合わせられるようにしたんだけど、聴いていて違和感を感じないような自然な感じにその調節をするのが非常〜に面倒だった。
でもそれ以外はドラムの打ち込みもベースの演奏も、もちろんギターも非常に楽しくやれました♪
オリジナルに似せようとするよりも、記憶の中に残ってるイメージに沿ってプレイした感じです。
空気感含めサウンドそのものは所謂宅録環境ではそんなそっくりには出来っこないんですが、
まあそれなりに雰囲気は出せたかな…とは思ってます。
12月2日発売のPlayer 2014年新年号を是非お楽しみに!
付録CDにボクが作った「Jeff’s Boogie」と’73年当時のベックのインタビュー音声が収録されてます。
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