トレモロ大好き 3 〜板バネ その壱〜

今日からタイプ別に踏み込んで書こうと思いましたが、シンクロナイズドとかは書き出すと、もうちょっとやそっとじゃ納まりそうにないので、まず最初は非常にシンプルな作りの板バネトレモロ、マエストロ・バイブローラ・ユニットから行ってみましょうかね。ギブソンのES-345/355、SG、ファイアーバード、フライングVなどに搭載されていたユニットです。

何と言ってもその構造は至ってシンプル! 金属の板を湾曲させた板バネにアームの付いたテールピースがくっついているだけ。大きな長方形っぽいカバーが付いたロングタイプと、カバーなしのショートタイプがありますが、どちらも機能的には一緒。見た目的にはロングタイプの方が、ギブソンのロゴと竪琴の図柄が刻印されていてなんとも豪華な感じ。

アーミングによる音程の可変範囲は決して広くはないですが、アームダウン、アームアップ両方に対応出来て、その気になればクリケット的な音も出せるし、ゆったりしたビブラートもかけやすく、意外と使い勝手は悪くないです。

ただ実際に安定して使えるようにするには、それなりの調整が必要な場合が多いのも事実。しかしバイブローラは他のトレモロユニットに比べ極めて単純な構造のため、ユニット自体には調整などで弄れる部分がほとんどありません。 なので必然的に調整はギターのナットやブリッジ、ペグなどの方でやることになります。

詳しい調整法についてはまた次回…。

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